Yocchi's property man

独り言。

銀玉鉄砲。


先日、物置を片付けていたら

子どもの頃よく遊んでいたオモチャが出てきました。

銀玉鉄砲にロケット弾やベーゴマなどなど・・・・・。



銀玉鉄砲は振ってみると中で”カラカラ”と音が・・・・。
どうやら銀玉が入ったままのようです。

これで遊んでいたのは小5の時くらいまでだったので、
かれこれ36年経っちゃったのかぁ〜と (´Д`)しみじみ・・・

かなり汚れていたので一度バラしてクリーニングし、
シリコンオイルを注してメンテナンスしてあげました。

引き金を引くとコイルスプリングが暴れるなんとも懐かしい音がしました。

”バビィ〜ィ〜ン”♪



昔は全く気にしていなかったのですが(てか、読めなかったのね・・・)
見ると「SEKIDEN P&C」「「MASTER GUN」「RUNNING FIRE X」などの
刻印があり、どうやらこの銀玉鉄砲は”セキデン社製”のマスターガン
という商品だったようです。

”RUNNING FIRE X”は「連続射撃が出来る凄い銃だぜ〜!」
ってことでいいのかな?

本当のお気に入りはグリップに”はんにゃ”と”ドクロ”のレリーフが入った
銀玉鉄砲だったのですが、さすがに残っていませんでした。



今見てもそんなに古臭さを感じさせないスタイリッシュなデザイン。
銀玉鉄砲には意味の無いサイレンサーや照準というかスコープさえも
無くてはならない装備品でした。

ただ遊んでいるうちにグラグラして邪魔になったりするんですけども・・・



グリップ底部のデッドスペース!
一応、銀玉入れておけるスペースだったと思うのですが
入れ過ぎると引き金が引けなくなったり、ここから銀玉を出し
わざわざ上の銀玉供給口へ入れ直すのも面倒だったりして
実際に使う事は少なかったのでした。

ただ、ここが開いて何かを入れられる!って事が魅力的ではありました。
これ大事!



続いてマスターガンのもう一つの特徴である”巻き玉火薬”を鳴らす機構部です。
横のプレートを上に回し上げ巻き玉をセット。
撃鉄(ハンマー)を起こすと内側の爪?のようなもので巻き玉を少しづつ
送り出し、引き金を引けば「パンッ!」と破裂音と共に銀玉発射!!
たまにスカして空撃ちなんてのも当たり前(;^_^A

銀玉鉄砲と巻玉鉄砲を合体させたまさにハイブリッドな
”セキデン社製”のマスターガン。

ただし、そんなリッチな遊び方は滅多やたらに出来るハズも無く
こんな機能が付いてる!って事に意味を見出してました(汗)



実際に銀玉の出る所は引き金のすぐ上にある穴からです。

当時、サイレンサーの下が銀色に汚れていくのは何でだろう?と思っていて、
こんな所から玉が出ていたのかぁ〜!って、知った時、かなり驚いたもんでした。

普通はすぐ気が付くんでしょうけどね・・・(゜-゜)\バキ



スコープをのぞけば気分はジェームス・ボンドかイリヤ・クリアキンです。

ただし、玉に当たった当たらないの揉め事には、背中合わせで
3歩あるいて打ち合う西部劇決闘スタイルで解決!!

もう秘密エージェントなのか保安官なのか、ごっちゃ混ぜの
”スキヤキ・ウエスタン”が昭和40年代とある新潟の田舎町で
繰り広げられていたのでありました。



宿敵”ムッつぁん”は元気かなぁ〜(´∀`)


2011.9.11






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