Yocchi's property man

ウルトラ アイ

1967年「ウルトラセブン」に登場。

ウルトラ警備隊・隊員「モロボシ・ダン」の変身アイテムです。


画像のウルトラアイは「模型道楽」さんの「警備隊西へ・・・」バージョンです。





1982年頃、「ゼネラルプロダクツ」が発売した
バキュームフォームキットと形状が似ています。

ちなみに↓こちらがゼネプロ製ウルトラアイです。





それまでの私では、レンズ付近のくぼみ等の形状を把握しきれておらず
初めて見た「ゼネプロ・ウルトラアイ」にはかなり衝撃を受けました。
 うわっ!本物だぁ〜ってね(=^_^=) ヘヘヘ 


実際に撮影で使用したウルトラアイは、バキュームフォームで抜かれた物に
目をマスキングして赤色を塗っただけの簡単な物だったそうです。
材質は初旬がセルロイドで、中旬から後半にかけてエンビ板。
原型も途中で変わったようですし
目のマスキングも適当だったらしい・・・
との事から、かなりのバリエーションが存在します。

しかし、
物が物だけに現存している当時のウルトラアイは
円谷プロにも無いのだそうです(これが一番残念)。


ちなみに、ウルトラアイは私のフルスクラッチ第一号品です。
小学4年の冬、ストーブに近い席で気が付くと透明な定規が熱で
柔らかくなっていて、それを人○模型の目の部分にデュワッ!
後は糸ノコとヤスリで形を整えレベルカラーで一塗り、完成!!です。
すべてはここから始まったのでした・・・
(良い子はマネしないでね)


現在はゼネプロ製品以降の物はすべて所持しています。
その中でも「模型道楽」さんのウルトラアイにはバリエーションが
数多く存在します。今回は私のお気に入りの紹介です。

鵠沼にある森次晃嗣(ダン隊員)さんのお店「ジョリーシャポー」で
ご本人とお話出来た時はホントに嬉しかった〜(T_T)


※ 2007.3.19 加筆。

今回、ウルトラセブンが生誕40周年を迎えるにあたって
最も商品化が待ち望まれたという 1話から13話迄のウルトラアイが
「(有)森次エンターテインメント」さんにより製作・発売されました。
原型製作 山本浩二 氏



パッケージによると
左右対象では無かった撮影当時のウルトラアイは
商品化するのに非対象にする訳にもいかず
目や成型ラインがはっきりしてる左目側を選択し
右目はそれを反転し製作されたのだそうです。



目から鼻にかけての間が少々長い気もしますが、とてもグラマラスな造形で
現行品の中では最も「撮影当時のウルトラアイ」の雰囲気を
漂わせているように感じます。



これも私のお気に入りに追加です。


※ 2008.2.4 加筆。

昨年、ウルトラセブン生誕40周年記念作品として
「ULTRASEVEN X」(全12話)が製作されました。

「ULTRASEVEN X DVD」発売に伴い「 プレミアムバージョン」には
主人公「ジン」が劇中使用するウルトラアイのレプリカが付いています。



レプリカの製作は「インスパイア」
プラ製で前後張り合わせの中空製品です。



ウルトラアイというだけあって
放射線状のレンズは初代・アイの面影があるものの、
少々つり目で尖った造形の「ジン・アイ」は
何処となくダークな印象を受けます。
メタリックのワインレッドカラーがより一層ワルっぽさに拍車をかけてます。



顔に吸い付くような造形がなんとも魅力的です。

これまた私のお気に入りに追加です。



でも、一番欲しいのは・・・

40年前の左右非対称ウルトラアイなのかも・・・・



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