Yocchi's property man

シュピーゲル号

1967年、東映製作の本格スペースオペラ 「キャプテンウルトラ」に登場。
中田博久氏演じる”キャプテン”の愛機です。

子供の頃、ど〜しても手に入れる事が出来なかった一品なのです。
マルサン製プラモデルをおもちゃ屋さんで見かけたのは一回だけ・・・
次に行った時には既に時遅し・・・

それ以降というもの、紙で何度もシュピーゲル号を作ったりしてきましたが
本放送から15年〜16年後、エポキシパテの登場をきっかけに
シュピーゲル号をフルスクラッチしてみました。 

と、言っても随分前の1983年頃の話しです・・・(汗)



ちなみにこのエポキシパテ製「シュピーゲル号」は
分離合体は出来ません。



後部より




しかし時の流れは私に味方します。

2002年の12月

あれだけ夢見たシュピーゲル号の”三機分離合体”出来る完成品が
本放送から35年目にして遂に全国発売されたのであります。

いや〜何が起こるか解りません。

で、こちらがその完成品です。
X-Plus製でユニファイブから販売されました。


裏面


ジョー! ハック! D3作戦だ!!


♪ 月も火星も遥かに越えてぇ〜ぇぇ〜♪


シュピーゲル号の三機合体のアイデアは特撮監督の
矢島信男氏を中心とした特撮班から出され、
デザインは日本大学の学生がラフを作り、
東映美術担当の北郷久典氏が図面を書き
郡司製作所さんが金属模型を制作したそうです。
ホンニョゴニョ〜ン



撮影に使用されたシュピーゲル号は3サイズ製作され
実際に三機分離合体をするのは、大サイズ1.2メートルの物だけでした。




シュピーゲルとは、ドイツ語で鑑(かがみ)のことを言うのだそうです。

♪そ〜ら・行〜け・キャ〜プテ〜ン・ウルトラ〜♪


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参考文献 講談社 テレビマガジン特別編集 巨大ヒーロー大全集
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