Yocchi's property man

ファルコ
「未来少年コナン」インダストリアの飛行艇 製作記
A
future boy conan. Falco

(FRP置換作業 編)



前ページで出来上がったバルサ原型をFRPに置き換えます。

機体内部を作り込むには内部を中空にする必要があります。
どうしてもFRPでなければならないワケではないのですが、
予定していたプラバンのVF(バキュームフォーム)をするには
モノが大き過ぎて対応出来るプラバンが無いのでありました(汗)。

バルサ原型を切り分けて数個のパーツにする事も考えましたが、
VF作業で精度を出すのは難しいので経験の有る石膏型を
使用したFRP置換作戦で決定!〜なのであります。

型を作るに石膏はコストが安く、一石二鳥だったりします ( ̄ー ̄)ニヤリッ

では作業開始です。 



まず、バルサ原型のパーツをバラしてプラサフでコーティングします。

一般的にバルサで原型を作った時、瞬間接着剤を染み込ませて
表面を硬化させ、その後サフ吹き・表面処理が理想的なのですが
今回はモノがデカイのでプラサフのみです。(低コスト仕様・・・(゜ロ゜)?)

って言うか、
瞬間接着剤が何本いんのよ〜〜!?って話だったりします。

幸い、VF作業ではないので圧縮される事も無く
プラサフで十分なのであります。



サフ吹きとペーパーがけを数回繰り返し、木目を消します。
これが結構大変・大変。




プラサフ・コーティングの終わったパーツをコンパウンドで軽く磨き、
両面テープでプラバンに固定します。

コンパウンドで磨く事により型離れが良くなりますし、
何よりこれから複製するFRP原型の仕上がりにも影響
するので、やっておく価値の有る「一手間」であります。



型離れを良くする為のもう一手間です。

逆テーパーの所や引っ掛かりそうな所を粘土で埋めます。

これで準備が整いました。

♪いよいよ石膏がけです♪



石膏が固まりだすちょっと前(かき混ぜ棒を上げた時、僅かに跡が残る位)に
オタマで真上からかけ流してやります。

ヘラですくい上げるように全体を覆っていきます。
気分はケーキ屋さん?っす。

そして、硬化後。



プラバンを剥がして石膏型からバルサ原型をコルク抜きでそ〜っと取り出します。
この時、型のヘリを傷つけないようするのがポイント。
後々の仕上がりに影響してきます。 またか!!(爆)




こんな感じで、全パーツの型を取り終えました。

水分を多く含んでいるので数日かけてじっくり乾燥してあげます。
でないとFRPが発泡してしまいますので。

何だか作業的にはとってもお手軽で簡単です(^O^)

つづきます。



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